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特別展示『からだのかたち―東大医学解剖学掛図』

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エリア 大手町・丸の内・有楽町・日比谷エリア
開催期間 2021年03月06日(土)〜
2021年12月31日(金)

特別展示

『からだのかたち――東大医学解剖学掛図』

連続企画インターメディアテク博物誌シリーズの第七回では、特別展示『からだのかたちー東大医学解剖学掛図』を開催中です。本特別展示では、東京大学大学院医学系研究科・医学部所蔵の解剖学掛図を公開し、近代解剖図における人体の描画表現について再考する場として、一年を通して歴史的な手描きの掛図を約20点ずつ定期的に入れ替えます。

■主要展示物

頭部の筋 年代未詳/軸装、洋紙に水彩/787*1234mm/東京大学大学院医学系研究科・医学部所蔵
右下腿の筋 年代未詳/軸装、洋紙に水彩/784*1220mm/東京大学大学院医学系研究科・医学部所蔵
頭部の冠状断面 年代未詳/軸装、洋紙に水彩/788*1236mm/東京大学大学院医学系研究科・医学部所蔵

 

日本国内では俗称『ターヘル・アナトミア』の和訳本として杉田玄白らが1774(安永3)年に出版した『解体新書』が西洋の近代解剖学導入のはじまりとなりました。人体を古典古代の理想美に仮託しつつ表現した洋風解剖図に対し、日本の画工の描く解剖図は、西洋の人体表現を再解釈しつつ転写することで、「日本的」と形容し得る表現にたどり着きました。
コンテンポラリー・アートはもとより、マンガやアニメーションなどの大衆文化においても、「日本的」な人体表現が国内外で大きな注目を集めています。この現象について、日本画の特徴のひとつとされる「平面性」が引き合いに出されることがあります。しかし、この解釈において見逃されているのは、日本における近代解剖図による人体表現の存在です。掛図に残されている人体表現が、いかに今日的なものか。この問いが本展の要となります。

 

日時 2021年3月6日(土)から
11:00~18:00(金・土は20:00まで開館)
※時間は変更する場合があります
休館日 月曜日(月曜が祝日の場合は翌日休館)、年末年始
その他館が定める日
会場 インターメディアテク3階「MODULE(モデュール)」
(千代田区丸の内2-7-2 KITTE2・3F)
主催 東京大学総合研究博物館
共催 東京大学大学院医学系研究科・医学部標本室                     
入館料 無料
アクセス JR・地下鉄「東京駅」南口・徒歩1分
丸の内線「東京駅」地下道直結
「二重橋駅」4番出口・徒歩2分
問合せ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
公式ウェブサイト http://www.intermediatheque.jp/                  

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